髪が気になりだしたのは中学生くらいで、整髪料を使用している同級生やかっこいい先輩達をみてよくわからずドキドキしながらかったことを思い出します。
そのころから変わらない猫毛についての悩みと、都市を追うごとに変わっていった事についてです。
髪質は、ケアをしたり矯正などをしない限り大部分は遺伝によるものと考えていました。センター分けをしてさわやかになるはずのイメージが、部分部分にくるっとしいたウェーブがかった部分がでてきます。そのことにきずいたのは中学生の時、同じくしを使い同じ整髪料を使用して同じ髪形にしているものの何かがちがうと感じた使い始めのころでした。その頃は何の知識もなく無理やり引っ張ってみたり、ドライヤーと強くあてたり無駄な抵抗をしていました。
私にとって猫毛は、ずっと変わらない形であり歳をとってもボリュームや白髪など多少の変化があるにせよ形はかわりません。
ただ猫毛との付き合い方は、変わりました。
他の人になり曲がり方は、個性の表れでありだれにもまねできないことです。さらに本人はなんの努力もせずに自然に一定の形を維持してくれるものです。
若い頃は、猫毛が目立たないような髪形や整髪料を探していましたが、最近は猫毛を活かしたナチュラルな髪形も楽しんでいます。
特に、近年はパーマの幅もひろがっているので変わらない猫毛に対して、自分の捉え方を変えて変わりゆく猫毛にしていこうと考えています。